江戸という街の正体

肯定的な自己イメージを持つと
運気が良くなります。

でも、私を含めて多くの人が、
子どもの頃に「日本が嫌いになる
教育」を受けているので、自然と
「日本はダメ」「日本人はダメ」と
無意識下で考えています。

自分の「根っこが切られた」状態で
生きているので、肯定的な
自己イメージを持ちづらい状態に
なっています。

「根っこ」の修復と心の栄養補給の
ために、「日本人があまり知らない
日本の姿」を紹介しています。

明治政府は「文明開化・脱亜入欧」
というスローガンをかかげて国家を
作って行きました。

その明治政府が、
「こんなの文明じゃない!」
と完全に否定したのが江戸時代、
そして江戸時代のライフスタイル
でした。

その江戸という時代、そして江戸
という都市の姿が最近だいぶ明らかに
なってきました。

実はトンデモない街だったのです!

大きく3つの特徴があります。
1)人類の歴史上初めての百万都市
2)化石燃料の使用がゼロ
3)完全リサイクル社会

同じ時代のロンドンが60万人、
パリが40万人くらいの規模で、
ゴミの処理ができず、都市の
スラム化に悩まされていたのに
江戸は道にゴミ一つ落ちていない
クリーンな百万都市だったのです!

簡単に書いてるけど、これスゴイこと
です!だって、現代の世界でこれを
実現できている都市は一つもないの
ですよ!!

基本的な生活の道具がほぼ100%
燃えるもの(木・竹・紙)で出来て
出来ていたので、「もったいない」
の精神でボロボロになるまで使ったら
最後はカマドの燃料に使い、
その灰まで買い取りにくる業者に
売っていました。

最近の中学校の社会科の教科書には
「江戸は3R(リデュース・リユース
・リサイクル)を徹底した都市」と
書いてあります。

しかも、治安維持のための警察官は
百万人に対して、常勤がたったの
30人!!
とてつもなく治安の良い都市でした。

日本の神道が大切にするのは、
「清く、明るく、正しく、真っ直ぐ」
だと以前に書きました。
江戸時代の人々は、まさにそういう
ライフスタイルだったのかも
しれません。

その精神的DNAは、私たちの中に
まだ生きてますから、「根っこ」に
栄養をあげるとすぐに運気が
良くなります。

次回は、江戸を訪れた外国人の目に
街と人々はどう写ったか?

「江戸、ホントに行ってみたら
こんなとこだった!」です。

次回もお楽しみに!

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