前回の続きです。
脳だけでなく、私たちのからだには油(脂肪)が常に必要です。
油断なんかしちゃ、ぜったいだめですよ。
それを「ゆだん(油断)」と言います。
脳にもからだにもいい油をとるには、ふだんの料理に使う油をオリーブオイルに代えよう、と前回書きましたが、どこがおススメなのでしょうか?
理由は大きく分けると三つです。
1)どこでも手に入れやすい。
2)加熱に強い(酸化しにくい)。
3)食事からとる油のバランスが整う。
1)どこでも手に入れやすい。
他にもおススメの油はあります。
でも、近所のスーパーや普段の買い物(生協とか)でいつでも買えないと、意味ないと思いませんか?
も一つ大事なのは、お値段です。
いくら身体にいい油といっても、高すぎたら普段づかいできません。
その点、1リットルで、せいぜい数百円のオリーブオイルなら安心。
1本で、か~な~り、持ちます。
2)加熱に強い(酸化しにくい)。
油(脂肪)は、私たちが生きていく上で必要なものですが、問題は酸化した油
です。細胞を傷つけて、がんになりやすくなるのです。
そして、ほとんどの植物油は、加熱することで酸化しやすくなります。
その点、オリーブオイルは成分が安定していて、加熱しても酸化しにくいという特徴があります。
生から加熱まで、守備範囲が広いのがオリーブオイルなんです。
3)食事からとる油のバランスが整う。
食事からとる油として気をつけたいのは、動物の油(飽和脂肪酸といいます)をできるだけ減らし、植物の油(不飽和脂肪酸といいます)を取る必要があります。
長くなるので、この話は次回に。
美味しくてからだによくて、
生でも加熱しても大丈夫なんて、
オリーブオイルはえらい!と思いませんか?