あなたの好きな芸術家は誰ですか?
モネ? セザンヌ? ゴーギャン?
ピカソ? ダビンチ?
彫刻ならミケランジェロ? ロダン?
恥をしのんでよっちゃんは告白します。
昔の私は、芸術とはルーブル美術館に
展示されているような作品であって、
日本にはそういうレベルの芸術はないと
思ってました。
ホントです。
浮世絵なんて、古くさい江戸時代の
落書きで、無価値なもんだとバカにしてました。
ところで、ちょっとこの絵を見てください。
浮世絵です。
花魁(おいらん)という遊女の絵です。
誰が書いたと思いますか?
フランス印象派の天才、
ゴッホ(ビンセント・ヴァン・ゴッホ)です!!
信じられますか?
落書きじゃないですよ。
彼ら印象派の画家たちは、日本の浮世絵を
模写することで、その技法を学び、
自分の絵画に活かしていたのです。
最近は「クール・ジャパン」と言われてますが、
実は19世紀の終わりのパリを中心に、
すごい日本文化(江戸文化)ブームが起きました!
それをジャポニズムといいます。
その頃日本では何をしていたか?
ちょうど明治の中頃です。
「文明開化」というスローガンをかかげて
せっせと洋服を着て、ナイフとフォークで
洋食を食べて、ダンスを踊ってました。
「脱亜入欧」といって、
「アジアから脱出して西欧の仲間になろう」と
いっしょうけんめいだったのです。
「今まで(江戸時代)は文明じゃなかった!」
「これから日本は文明国家になるんだ!!」と
考えていました。
世界が日本の江戸時代の文化に注目していた
時代にですよお!!!
どうやら日本人の自虐癖は、根が深いようです。
でも、そこから少し視点をずらすと、
モノの見方が変わり、自信がもてるようになり、
運気が良くなります。
次回は、江戸という街、その秘密を明かします。
お楽しみに!